LSD: Long Slow Distance
長い距離をゆっくり走ること、によって心肺機能を強化し、持久力をつけることができる。
というもので、
これは末梢毛細血管を開発し、心肺機能を高め、最大酸素摂取能力を高めることを意味します。
ランでのLSDについて方法はいろんなところで目にしますが、
・最大心拍数の60%~70%(選手レベルは75%)
・心拍数130以下
・運動中に息苦しさを感じない強度(笑いながら会話できる強度)
・1㎞を7分~8分で走る
などなどたくさん定義があります。
一つ目の最大心拍数の60%~70%といっても、
最大心拍数の予測も通常使われている
220 - (年齢)
という式が有名だけど、これも人によって
それまでのトレーニング量によっても変わってくると思います。
また、例え上記の式を使って最大心拍数を使ったとしても
60% ~ 70% を計算するのに、
・最大心拍数 X 60% (or 70%)
・カルボーネン法
(最大心拍数-安静時心拍数)X 60% (or 70%) + 安静時心拍数
で計算する
でも変わってきます。
要するにによくわからない。
Wiki でHeart rateで調べてみたら、最大心拍数を調べる式が他にも出てきました。
やっぱり人間の体のことなので、式で一発で表すことは難しいし、
実験ベースでデータをとって、近似式を作ることくらいしかできないんだと思う。
ということで、自分の至ったLSDの結論。
・運動中に息苦しさを感じない強度(笑いながら会話できる強度)
これが一番、ぴったりくるのではないだろうか。
数値で測るのは、難しいので、主観で考える。
理系の自分としては、ハートレートモニタで心拍数を監視しながら、
ある値になったらアラームかけるようにしたいけど・・・
実際、これまでは、
最大心拍数 192 (数年前から変えてない・・・)
安静時 50
で計算されたGarminのゾーン2(最大70%に設定:カルボーネン法)の149以下
で走っているのだけれども・・・(笑)
だいたいこれで走ると7分/kmくらいになって
ちょうどよさそうな感じ。
しかもまったく息苦しさを感じないので、強度としては問題ないと思う。
そして自分がLSDをするときに気を付けていることは
・平地で走る
・心拍数を上記で計算された149以上に上げない
・ランケイデンスを90以上にする(通常と同じケイデンス)
ランケイデンスは特に意識してる。
昔は気にしてなかったけど、数年前に読んだ「ゆっくり走れば速くなる」に
いつもと同じフォームで走るべき、と書いてあったような、なかったような。
いつもと同じフォームで走るのはかなり難しいけど、
ランケイデンスは同じにしよう、というのが自分なりの考えです。
もう一回、「ゆっくり走れば速くなる」読みたくなってきた。
私はLSDは落語を聞きながらやることがあります。まさに「笑いながら。。。」ですね。おそらく変な人と思われてますが
返信削除自分はLSDのときは音楽聴いています。
返信削除普段走るときは音楽は聴かないのですが、さすがにLSDのときは・・・
落語はよさそうですね。podcastか何かですか?
podcastはクオリティが不安定なので図書館で借りたベスト盤みたいなのを聞きます。音楽だとついついペースが上がってしまいます(走れ~みたいな曲ばっかり入ってるので)
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